【PMBOK®第7版】PMP試験合格までの勉強方法を共有(2022/3合格)

どうも、カメ助(@kamesuke_blog)です。

2022/3にPMP試験を受験し、「Above Target」の成績で1発合格しました

PMP試験に関しては、2022/1に問題内容が更新されており、参考となる記事が古く情報取集に苦労しました。(現在は、PMBOK®第7版です。)

そこで今回は、私がPMP試験合格までどのような勉強をしたか共有いたします。

カメ助

この記事はこんな人にオススメ
・PMP試験のイメージを掴みたい方

・PMP試験合格のための勉強内容が知りたい方

今回の記事がPMP試験を受験される方の試験対策の助けになれば幸いです。

目次

PMP試験の概要

PMP試験(PMBOK®第7版)の概要は以下の通りです。

  • 問題数:180問 ※60問ごとに見直しポイントがあり、その後10分間休憩可能(選択式)
  • 問題形式:選択形式 ※4択問題が中心で、複数回答(2~3つ選択)左右の選択肢のマッチングetc..
  • 試験形式:CBT試験(Computer Based Testing)※パソコンを操作して回答
  • 試験時間:230分
  • 試験会場:全国のピアソンビューのテストセンター
  • 注意点:60問ごとの見直しポイントで見直し完了後は、前の問題には戻れません
カメ助

試験時間も長く、費用も非常に高額(初回$555(約7万5千円)、再試験は$375)なため、できる限り1発合格しておきたい試験です。

PMP試験の勉強について

PMP試験は、非常に広範囲の知識エリアから出題されるため、効率良く勉強する必要があります

PMP試験合格にあたって重要なポイントは以下の通りだと考えております。

  • 「10の知識エリア」と「49のプロセス」に関する勉強(試験頻出ポイントの把握)
  • シチュエーション問題*への慣れ(PMIの考え方を知っておく)
  • アジャイル開発関連の勉強(PMBOK®第7版から出題数激増)
シチュエーション問題とは

以下の様な形式で出題される問題です。※様々な問題に対して、PMとしてどのように対応するべきかを問われます。

(例)「あなたは大規模プロジェクトのPM(プロジェクトマネジャー)です。成果物を納品する際に、顧客から○○の資料が足りないため成果物の受け入れを拒否されました。あなたは次にどうしますか?」

上記を踏まえて、私がPMP試験を受験するまで行った勉強は以下の通りです。

勉強順内容概要・目的
1PMP試験対策の受講35PDUの獲得に必要な講義、試験頻出ポイントの把握
2Udemyにて勉強知識の整理、アジャイル開発関連の勉強
3豆検サイトにて勉強シチュエーション問題、アジャイル開発関連の勉強
PMP試験の勉強内容

順番に紹介していきます。

1:PMP試験対策の受講(35PDUの獲得に必要な講義)

まず、受験資格取得のために35時間分の講義を受講しました。そこでは、講師の方からPMBOKの第6版の本をベースにPMP試験でよく質問されるポイントについて一通りの説明を受けました。

PMBOKガイド(第6版)

受講後の感想としては、以下の通りでした。

  • PMP試験の覚える範囲が非常に多い(10の知識エリアと49のプロセスとそれに紐づく「インプット・ツールと技法・アウトプット」を覚える必要がある)
  • 49のプロセスの関連性についても把握しておく必要がある
  • アジャイル関連の問題についても勉強しておく必要がある
  • 知識を丸暗記しているだけでは、シチュエーション問題は解けない
カメ助

講義を受けた時点では、覚えることメッチャ多いやんという印象でした。。

講義を通じて「試験頻出ポイント」と「10の知識エリアと49のプロセス」の概要把握をしていきました。

2:Udemyにて勉強

講義だけでは、PMBOKの「10の知識エリアと49のプロセス」の全体像についてイメージが持てませんでした。そのため、各プロセスを個別に勉強してもプロセス間の関連が分からず、プロセスの実行順やインプット・アウトプットが整理できませんでした。

2-1:UdemyのPMP試験対策講座を受講

PMP試験の知識エリアとプロセスに関しての全体像把握のため、Udemyの講座を受講しました

PMP試験対策を効率よく進めたい方にオススメ

講座名:「PMP®認定試験」で一発合格を目指す! 効率的な試験対策のための戦略コース (2021) アジャイル対応

講座のメリット
  • PMBOKの「10の知識エリアと49のプロセス」について体系的に勉強できるため、各プロセス間の繋がりや流れについて頭に入りやすくなる
  • 10の知識エリアごとの「最低限覚えておくべきこと」が簡潔にまとめられている
  • シチュエーション問題を解くための考え方について学べる
  • アジャイル開発に関する知識もフォローされている
  • 講義の資料をダウンロード可能

オススメの勉強方法

  1. Udemyの講義資料(PDF)を印刷し、繰り返し暗記する。
  2. Udemyの講義内容で気になる点についてはPMBOKガイドにて確認する。
  3. Udemyの講義内容を覚えてから、PMP試験対策の学習内容を復習する。
カメ助

Udemyの講義資料(PDF)を印刷しておくと、試験直前の確認にも活用できて非常に役立ちました。

PMP試験対策を効率よく進めたい方にオススメ

2-2:UdemyのPMP試験問題演習コースを受講

次に、苦手な知識エリアを把握し、苦手分野をつぶしておく必要があると感じました。

その際に、UdemyのPMP試験問題演習コースを活用させていただきました。

PMP試験の問題演習を行いたい方にオススメ

講座名:「PMP®認定試験」で一発合格を目指す! 試験攻略のための実践問題演習コース 全100問 (2020)

講座のメリット
  • PMP試験本番と同様にPCで演習問題を解くことができる
  • 演習問題がシチュエーション問題形式で出題されるので、シチュエーション問題に慣れておくことができる(重要)
  • 繰り返し受講することが可能
  • 演習後に10の知識エリアの苦手分野がグラフ表示される

演習後には以下のように分野ごとの得点率が表示されます。(↓私の1回目の演習結果です)

オススメの勉強方法

  1. 演習受講後に表示されるグラフを参考に、苦手な知識エリアを把握する。
  2. 苦手な知識エリアについて、Udemyの講義やPMBOKガイドで再度学習する。
  3. 学習完了後に、再度演習を受講する。(1~3を繰り返す)
カメ助

演習を受けてみると理解できていない知識エリアについて分かり、非常に有用でした。

PMP試験の問題演習を行いたい方にオススメ

3:豆検にて勉強

最後の仕上げとして、「シチュエーション問題」と「アジャイル開発関連の問題」について勉強するために、豆検というサイトのPMP試験問題集を利用させていただきました。

豆検サイトはこちら

豆検サイトのイメージ

講座名:【第6版&新試験対応!!】PMP試験対策・合格編

講座のメリット
  • 月額550円と安価
  • 問題数が640問と豊富
  • シチュエーション問題に近い形式で出題されるため、シチュエーション問題の事前学習に最適
  • 各問題の解説が詳しい
  • アジャイル開発関連の問題が多く含まれている
カメ助

PMP試験直前に受講しましたが、アジャイル関連の知識習得に非常に役に立ちました

最後に

今回は、PMP試験合格に向けた試験対策ついて共有いたしました。

まとめると以下の通り

PMP試験合格に向けた試験対策
  • PMP試験の受講資格取得用の講義
  • UdemyのPMP試験対策講座の受講(詳しくはこちら)
  • UdemyのPMP試験の演習コースの受講(詳しくはこちら)
  • 豆検のサイト(詳しくはこちら)

PMP試験を合格するためには、「シチュエーション問題」と「アジャイル開発の問題」の理解がポイントになりますので、今回紹介したサイトなどを活用していただければ幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

試験合格に向けて頑張ってください!!

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この記事を書いた人

大阪でITエンジニアしています。(9年目に突入)
趣味でウェブサイトに関することをいろいろと勉強しています。

勉強した内容やプログラミングに関する情報を中心に役立つ情報を発信するべく日々ブログを更新しています。

3度の飯よりも「柿の種」をこよなく愛する関西人。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • カメ助さん。大変参考になる記事をありがとうございます。私は初学者であり、もしよろしければ質問させて頂きたいのですが、現在は、第6版の「10の知識エリア」が第7版では「8のパフォーマンス領域」に変わり、第6版の「5つのプロセス」が第7版では「12の原理・原則」に置き換わっています。このような中でも、10の知識エリアや5つのプロセスについても時間をかけて勉強されましたか? 7版になっているのに、6版の内容が多数出題されるのでしょうか?

    • 吉澤さん、コメントありがとうございます。
      >>このような中でも、10の知識エリアや5つのプロセスについても時間をかけて勉強されましたか? 7版になっているのに、6版の内容が多数出題されるのでしょうか?
      →私の受験時の勉強内容を中心に回答させていただくと、PMPに関する知識のベースとして6版の内容や考え方については一通り把握しておいた方が良いかと思います。

      ただ、ご質問の通り、6版だけの内容では現在の試験では不十分かと思いますので、Udemyや豆検サイトを中心に7版用の勉強も併せて行いました。

      開発手法についてはウォーターフォールだけではなく、「アジャイル開発」や「ハイブリッド開発」についても学習しておいた方が良いかと思います。
      (個人的感想になりますが、豆検サイトの「シチュエーション問題」と「アジャイル開発関連の問題」の勉強はしておいて良かったです。)

      以上、参考になれば幸いです。

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