【pyinstaller】Pythonのファイルをexe化する方法(windows環境)

こんにちは、カメ助(@kamesuke_blog)です。

Pythonでプログラムを作成しても、プログラムの実行環境(Windows)にPythonがインストールされてなければ、プログラムは動きません。

今回は、Pythonのファイルをexe化する方法についてまとめます。

カメ助

この記事はこんな人にオススメ
・「exeファイル」って何?
Pythonのプログラムを「exeファイル」にする方法を知りたい

Pythonがインストールされていない環境で、Pythonのプログラムを動かす必要がある際は、本記事が参考になれば嬉しいです。

目次

exeファイルとは

exeファイルは、Windows環境のファイル拡張子の1つで、実行形式のファイルを指します。ファイル名の後ろが「.exe」になっているファイルです。

exeファイルの例
カメ助

exeファイルは、そのファイルをダブルクリックするだけで動作するよ

Pythonのプログラムをexe化する方法

Pythonのプログラムをexe化する手順は以下の通りです。

exe化する手順
  1. pyinstallerをインストールする
  2. pyinstallerを使ってexeファイルを作成する

①:pyinstallerをインストールする

以下のコマンドを実行してpyinstallerをインストールします。

pyinstallerのインストール確認

インストール後は以下のコマンドを実行し、インストールできているか確認します。

実行結果

以下のように表示されていれば、pyinstallerがインストールされています。エラーや何も表示されない場合は、インストールを再度試してみてください。

②:pyinstallerを使ってexeファイルを作成する

pyinstallerの使い方は以下の通りです。(–onefileと–noconsoleはオプションなので省略可能です。)

pyinstallerのオプション
  • –onefile:関連するファイルを1つにまとめてexeファイルを作成します。
  • –noconsole:コンソール(コマンドプロンプト)の黒い画面を表示しません。

下記の例では「test.py」から「test.exe」を作成します。

pyinstallerを実行すると「test.py」と同じ階層に以下のファイルが作成されます。distフォルダに「test.exe」が作成されています。

pyinstallerの実行結果(distフォルダにexeファイルが作成されます)

以上でPythonファイルのexe化できました。

exe化する際につまずいた点

pyinstallerのコマンドを実行した際にエラーが発生し、exeファイルができませんでした。

ネットで調べたところ、以下の記事がありました。

  • pyinstallerは、最新のPythonのバージョンに対応していない。
  • Python3.7では、pyinstallerが使用できた。

開発環境のPythonのバージョンは3.9.2だったので、Pythonのバージョンを3.7.5に変更したところエラーが発生しなくなりました。pyinstallerでエラーになる場合は、Pythonのバージョンを変更する必要があるか確認してみてください。

その時の対処方法は以下にまとめています。

終わりに

Pythonのファイルをexe化する方法について紹介しました。

Pythonのファイルをexe化する機会は少ないかもしれませんが、参考になれば嬉しいです。

質問などありましたらコメントをよろしくお願いします。

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この記事を書いた人

大阪でITエンジニアしています。(9年目に突入)
趣味でウェブサイトに関することをいろいろと勉強しています。

勉強した内容やプログラミングに関する情報を中心に役立つ情報を発信するべく日々ブログを更新しています。

3度の飯よりも「柿の種」をこよなく愛する関西人。

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